1996年7月 さわかみ投資顧問株式会社設立(さわかみ投資顧問)

7月4日、資本金3,000万円、澤上篤人の個人宅を本社として設立。投資家顧客に喜んでもらってこその投資ビジネスという信念で、完全成功報酬型のビジネススタイルとして関東財務局に投資助言業務の登録を申請。しかし財務局から事業の安定性に欠けるという指摘があり、助言口座開設時に一律10万円をいただく方針に変更。7月31日、投資顧問会社としての登録が受理された(関東財務局長第664号)。

顧客が儲かろうが損をしようが一定の助言報酬をとるのが一般的だが、さわかみ投資顧問では儲かった時だけ、それも通算して助言契約資産が増加している場合のみ10%の報酬をいただく。きわめて納得感の高い報酬体系である。自信もあり、顧客へのアピールもできるだろう。

ともあれ、顧客にとってプラスとならなければ助言会社としての存在理由はない。顧客重視のビジネス姿勢を貫いていけば、そのうち口コミで評判は広がっていく。もともと投資運用ビジネスは営業で資金を集めるものではなく、成績でもって顧客の方から資金が集まってくるもの。その哲学があるため、さわかみ投資顧問は助言業務の登録後、なにをするでもなく本を読んでいた。