1999年8月 さわかみファンドの設定(さわかみ投信)

受託銀行が決まった。次は投信ビジネスに専念するために助言業務を終了させることだ。投資家顧客にとっても助言よりファンド購入の方がずっといい。そこで7月に手紙を書いた。投信ビジネスの開始にあたり勝手ながら、12月末をもって助言契約を終了させていただきたいと。ファンド購入に関しては設定前営業ともなるので一切言及せず。うまい具合に日本株は上昇トレンドにあり、どの顧客もプラス圏内。大半の顧客から継続の要請をいただいた。まことに心苦しいが、ふたつのビジネスを併営するほど人員もさけない。将来の発展可能性からも投信ビジネスにエネルギーを集中したい。

一日も早く「さわかみファンド」をスタートさせたかったので、通常一ヶ月程度の募集期間に対し我々は異例の8月23日の一日だけの募集。それでも、487名の投資家顧客から16億2,776万1,581円の資金をお預かりすることになった。そして8月24日、長期運用船「さわかみファンド」は出航した。

翌朝、日経新聞朝刊のオープン基準価額のページを開いた。あった、さわかみファンド10,000円というのが。右一番下に。はじまったのだ。