2001年7月 発展の礎とSCS導入(さわかみ投信)

さわかみ投信の知名度がすこしずつ上昇。それに応じ入社希望者も増加。業務管理部門、運用調査部門ともに大量採用。成長は本人次第とする社風で採用の門は常に開いていた。しかしそれ以上のスピードで投資家顧客数が著増。業務スタッフだけでは対応しきれず、運用調査部員も含め社員全員が電話対応やら資料作成と送付に徹夜の連続。嬉しい悲鳴とはこういうことなのだろう。その裏で大きな問題が深刻化していた。

当初から導入していたシステムは多くの口座数を想定しておらず限界値が近いとのこと。システムのバージョンアップも検討したが、費用は1億円近くになるかもしれないと開発会社は自信なさげ。そうであれば自前でシステムを構築する方がよほど賢い。現在のパソコン1台で細々と入力処理するタイプから、複数の人間が同時並行で処理できるシステム「SCS」を自前開発。7月に導入した。

前後して、若手社員が持ち前の勢いで会社をどんどん牽引。中堅社員にも責任を持たせるべく、岡大が5月24日付で取締役兼ファンドマネージャーに就任。大きな投資・運用判断は澤上篤人に残すものの、日々のポートフォリオ管理と発注は岡大が執行することになった。