2005年5月 ウルソンシステム株式会社設立(ウルソン)

2005年3月末決算で会社の累損を一掃。投資家顧客数も50,000名を突破するなど業容拡大は順調。そのような中、4月に個人情報保護法が制定、個人情報漏えいに対する処罰が厳格化された。

ファンド購入時の本人意思確認の申し込みは電話かファックスでお願いしている。ところが個人情報保護法の制定によって、それらの連絡手段を強化する必要性が社内の声として出てきた。そこで出たのがWeb化案。顧客毎にパスワードとIDを発行し、入出金の入力をしてもらえば本人確認は万全となる。

Web化のシステム開発は難題である。システム会社に発注するとしても、直販投信なんてさわかみ投信とありがとう投信のみ。出来合いのWebシステムなどなくゼロから開発する特注システムとなってしまう。費用も相当にかかる。それなら自前のWeb化システムを作った方が賢い。自社開発した顧客口座管理システムSCSをベースに追加開発すれば、使い勝手の良いカスタムメイドのWebシステムができるはず。5月、資本金1000万円、熊谷智弘を代表にウルソンシステム株式会社を設立。

さわかみ投信の社内開発も検討したが、開発の本格化に伴う技術スタッフ増員、機器やスペースの購入や確保が甚大ではなく、熊谷の提案によって独立化。そして、さわかみ投信専用のWebシステムの開発契約を結んだ。そこから長く苦しい旅が始まった。