2006年6月 外部株主から株式の買い戻し(さわかみ投信)

さわかみ投信の経営も安定、資本関係をきれいにする時期が来た。所有権の大半は澤上篤人にあるが、一部は外部株主の出資に頼った。海のものか山のものか知れない頃から株主になっていただいた方々には大変お世話になった。できるだけ早急に大事な資金をお返ししなければならない。

そこで額面に対し2倍から3倍の値段で買い取らせていただくことに決定。顧問税理士が、積み上がってきた利益剰余金をベースにしつつ業績見通しを勘案してできるだけ高い金額になるように計算。どの外部株主にも将来の買取請求は約束していた。その約束を果したわけだが、大幅な割増買取りとなったので皆さんにずいぶん喜んでもらえた。ただ一部の保有者から、会社の業績の伸びからみて将来さらに株価は高くなるはずなので、せっかくだから先にしてくれと提案。

それが一番困る。会社の所有は一元化し、経営の一貫性を未来永却に担保しなければ投資家顧客に安心して大事な資金を預けてもらえない。株主の意向で経営方針がフラフラするようでは、本格的な長期投資もかなわない。最終的には外部株主の全員に承諾してもらい、株式の買取りは6月30日に完了。