2006年10月 ヴィレッジ計画と候補地視察の開始(さわかみ合同)

さわかみ投信は東京に本社を構えなければならない理由も必然性もない。本格的な長期投資をどっしりと展開していくわけだから、情報収集とかにしゃかりきとなることもない。それよりも、社員やその家族が皆で自然豊かな環境で暮らせたらどれほどすてきか。大都会の喧騒から離れ、心身ともに健康で活き活きとした生活を送りたいもの。もちろん長期投資の舞台は世界である。これだけ情報や通信技術が発達した現在、世界へのアクセスは東京にいようと地方に住もうと大した違いはない。むしろ地方で静かに考える時間を持てる方がよほど長期投資に適している。そういう考えからヴィレッジ構想というものをずっと前から練ってきた。さわかみ合同会社設立で相続や所有権の問題も片付いた。そろそろヴィレッジ構想を実行に移すことにしよう。

10月からヴィレッジ候補地の視察が本格化。2年半の間に全国240カ所を超す視察を重ねた。航空写真で100ヘクタール前後あるいはさらに広い土地を見つけ出し、そこの自治体にコンタクト。その上で現地視察。現地視察では自治体の首長や担当者とのミーティングも大事な仕事。いざヴィレッジ建設に入った時、そこの自治体が単に地元の土建業者の利益代弁者なのか、本当にヴィレッジ構想を理解してもらえるかで、天と地の差となる。

およそ2年半かけて最終的に選び出したのが全国で5カ所。いずれも、なるほどと納得のいく立地で、自治体の人たちと非常に良い関係も築き上げることができた。