2007年7月 執行役員制度導入(さわかみ投信)

創業者が元気な間に次の経営体制を固める必要がある。ワンマン経営ゆえ組織なんてないも同然だが、これからは世代交代を意識した組織づくりを検討していこう。そこで引き継ぐべき点がいくつかある。

第1、本物の長期投資を美意識持って追求していく。さわかみ「らしさ」を大事にしつつ抜群の成績を残す。顧客資産の確得のみを狙った世の多くの運用会社のようにはならない。
第2、さわかみファンドを投資家顧客の安心と信頼で世界一のファンドにしていく。その意思を社内はもちろん広く世の中に伝播させていく。
第3、運用の主柱である「本格的な長期投資を通して良い社会を築いていく」、を投資運用を超えて文化の域にまで高めていく。
第4、何ごとにも挑戦をおもしろがり、突き抜けていく人材を輩出する社風を育てていく。
第5、常に高いレベルを求める厳しい業務をしつつ、それが人間形成につながっていくような職場にしていく。

数多くの運用会社が時間経過や世代交代で大切なものを失っている。良き伝統は一層の磨きをかけながら大事にしていきたい。「時の審判に耐えられる仕事や生き方」を常に自問自答し大きくなっていくのだ。では、どういった経営体制や組織が良いのだろうか。朝令暮改でも構わない、まわりから組織いじりとけなされようとも無視で、とにかく「これで行ける」というところまで試しながら突っ走ろう。

7月4日、澤上龍、仲木威雄、大澤眞智子、そして取締役の村田宜紀を新設の執行役員に任命。しかしすぐに大澤と村田が執行役を退任。制度導入直後から試行錯誤がはじまった。