2007年12月 サブプライムローン問題(さわかみ投信)

8月に入り、好調だった世界の株式市場に突如として暴落の嵐が吹き荒れた。株式市場だけではない。先進国を中心として世界の金融市場が激震に襲われたのだ。フランスの大手銀行パリバが証券化商品取引の新規受け入れを停止。時をおかずして、米国でサブプライムローン問題が発生。それを受けて、いわゆる金融バブルが崩壊の途に入った。澤上龍はちょうどその時に米国に長期視察に行っており、日本に対して買い注文を控えるよう指示を出していた。不動産を中心とした人々の熱気がどうもおかしいと感じていたとのこと。その直後の出来事である。まさに総崩れが始まったのだ。

株式市場が暴落したのをみて、さわかみファンドは待ってましたの買いを入れた。7月までの上昇相場をずっと売り上がってきたので、久し振りの買い出動だ。大きく値を崩した銘柄をピンポイントで買って買いまくった。1ヵ月間で株式購入額は400億円超。7月までの高値を売り上がってきたから、8月の暴落を一転して買い向うのは実に気分が良かった。これが投資運用というものだと、仕事を終えてからの深夜のビールの旨かったこと。圧巻は顧客からのスポット購入が爆発的な増加をみせたこと。朝から夕刻まで電話が鳴り止まず、ご縁の窓口はじめ業務管理部のスタッフは入金確認と購入の事務処理に追われた。それで毎晩遅くまで嬉しい悲鳴に喘ぎながらも、ファンド仲間のすばらしさに感激の毎日となった。

そのような激動の2007年中に12名の社員と1名の契約社員が加わった。