2008年7月 ヴィレッジ候補地の決定(さわかみ合同)

7月、ヴィレッジ建設候補地を滋賀県高島市と淡路島の2カ所に決定。社内でなぜ2カ所なのか、どちらかひとつにスッキリさせられないかの声もあったが、あえて2カ所で行くことにした。

滋賀県にはヴィレッジ建設の意図と構想がきっちりと理解され、こちらが暗に望んでいた土地を斡旋された。土地の買い取り交渉はトントン拍子で進み、土地所有者との重要事項説明を経て本契約間近となった。ただ、ひとつだけ問題があった。13ヘクタールの土地に2カ所だけ他人所有の飛び地があり、同時に取得しておかないと将来めんどうなことになる。滋賀県には、飛び地の同時購入についての所有者との交渉を購入の条件とした。

一方、淡路島の方は広さが140ヘクタールとヴィレッジのためにあるといっていいほど。関西空港建設のため山の上部を削り取って土砂を運び出した跡地。海岸からは100メートルほどの高さがあるから潮風も届かない。それどころか、まわりが小高い山に囲まれた広大な盆地の形状をしていて、下界の騒音からも完全に隔離されている。訪れた瞬間、ここは絶対に欲しいと思った。高島市とは別の意味で自然そのものといった環境で、ここなら広さからいっても本社の移転に適しい。淡路市に依頼して、198筆に分散されている土地所有者との間で土地取得交渉を進めてもらうことにした。話がまとまるまで数年かかっても構わない。その間に、ヴィレッジ建設資金をどんどん積み上げておける。