2008年12月 リーマンショックにも長期投資家は逃げない(さわかみ投信)

リーマンショックが世の中を襲った。サブプライム問題でグラッときた金融マーケットは立て直しを模索してきたが、欧米の大手銀行や投資銀行が中心となって踊り狂った金融バブルの穴は埋められない。遂に大手証券会社のリーマンブラザーズが破たん、瞬く間に世界の金融マーケットを機能不全状態に陥れ、世界経済は大混乱。世界のマネーはリスク回避で株式市場から資金は流出の一途。世界の金融バブルには乗りそこなってきた日本だが、それでも日本株市場も暴落に次ぐ暴落で1982年の水準にまで叩き売られた。

ここぞ長期投資家の真骨頂と、さわかみファンドは下げ相場を買いまくった。成績を云々する時ではなく、資金のありったけを投入して買いを入れよう。主要企業の株式はボロボロに売られている。もっともっと応援買いしたい。やむを得ない、保有株の中で値下がりのすくないものは「ご免なさい」売りをさせてもらおう。ご免なさい売りでつくった資金で下げの厳しい企業の株をどんどん買い増ししようということになった。それで1年前には340を超えていたさわかみファンドの保有銘柄数はみるみる減少。

そんな2008年もスタッフ増強が続く。15名の入社だ。一方で年末でファンド仲間数は118,197名となったが、純資産は基準価額の下落で1,666億円へと激減した。