2009年12月 人事大異動(さわかみ投信・ウルソン)

2009年に入り内部体制の大きな変更を実施。村田宜紀がさわかみ投信の取締役退任。後任として澤上龍が取締役就任。

ウルソンシステムは相変わらず金食い虫で、原因は投信業務に精通したプロジェクトマネージャーがいなかったこと。追い打ちをかけるように、金融商品取引法、特定口座と開発中のシステムに大きな変更を迫る法改正が相次いだ。運転資金の注入はもう限界。仕方がない。もともとシステムエンジニアである代表の熊谷智弘にも開発陣に加わってもらうべく、顧客業務やシステムに強い村田宜紀に4月1日付でウルソンの代表取締役として経営にあたってもらうことに。

一方の澤上龍は一番下から始まって業務管理部長、運用調査部長を経て取締役へと上昇。それだけ社内での責任が増したわけで、いずれ会社を背負う自覚はすでに養われている。しかし、このまま社内の責任に追われていると、社外とりわけ世界との接点が少ないまま。一時的に広く社会経験を積むことは会社にも大きなプラスとなろう。そこで4月、第4代ファンドマネージャーとして、運用調査部員の中で一番アナリストらしい執着力を見せていた源健司を抜擢。本人も運用の仕事をやりたがっていたので、澤上龍の推薦もあり決定。運用調査部長には、一番リサーチ力があってさわかみ投信の運用哲学を語って止まない黒島光昭を7月4日付けで就任させた。

また7月4日付けで、米国のウォートン校のMBA留学を終えた熊谷幹樹が取締役に就任。さらなる発展には、留学で鍛えられてきた熊谷幹樹が新しい風を吹き込んでくれることも大事だろうと判断。なお、4月1日から本多正之が常勤監査役として就任。非常勤監査役の永沢弁護士とで経営への監視体制を強化。そして対外セミナーの中心的存在となってきている仲木威雄が9月1日付け取締役就任。さわかみ投信には、2009年は他に5名の新入社員が入った。