2010年4月 再人事異動(さわかみ投信)

4月、運用調査部長を黒島光昭から熊谷幹樹に交代。長期投資に対する熱い思いと強い個性で部全体を引っ張ろうとする黒島光昭に、部員の間で不満が高まったため。

さわかみ投信の運用調査部は一匹オオカミの集まりみたいなもの。アナリストそれぞれが自分の仕事に専心し、どんどん走ってもらえればよい。中途半端に仲間意識とかを大事にするとアナリストとして伸びるのも伸びない。その意味では、入社して日も浅い黒島光昭が技術者としての知見をベースにアナリストの仕事を存分にこなしているのが理想形。黒島光昭に続く人材が次から次へと飛び出てきてくれると、さわかみ投信の運用調査部はすごいチームになると大いに期待。しかし現実は、部長の黒島光昭への個人的な反発を高める方向に傾斜。人間的な、とりわけアナリストとしての弱さ丸出しである。本来ならそんな弱いアナリスト連中は去ってもらうのが最もさわかみ投信らしい。しかし黒島光昭の一途な性格が部内のギクシャク感を煽っているとしたら、そこは修正を加える必要があろう。そこで、調整能力に長け会社の一体感を強く訴えている熊谷幹樹に運用調査部長として部員の気持を一つにまとめてもらうことに。本人もやる気十分。黒島光昭は、さわかみ投信のトップアナリストとして社内外にその存在を誇示するほど仕事もらえればよい。

同じく4月、仲木威雄が取締役を辞して一般社員として頑張っていきたい旨を述べてきた。会社の経営方針がMBA的な考えに振りまわされ、さわかみ投信らしいドロ臭さが薄れていると不満を訴えていたもの。一介の社員としてトコトン青っぽくドロ臭くやっていきたいと申し出てきたので、取締役辞任を受理。