2011年7月 新社長就任-1(さわかみ投信)

次の経営陣をどんな顔ぶれにしていくか。動き出したばかりの執行役員による本部長制度はどこまでさわかみ投信の本来あるべき姿を踏襲しているのだろう? MBA的マネジメントは果してさわかみ投信の長期投資と肌が合うのだろうか? 執行役員制度、本部長制度と屋上屋を重ねてきたが、さわかみ投信のSmall is Beautifulの哲学とは相容れないのでは? 個性あふれる社員たちがワイワイガヤガヤと本格的な長期投資にのめり込む、さわかみ投信のカルチャーが消え失せはしないだろうか?

熊谷幹樹の推すMBA的マネジメントを採り入れたものの、どうも方向性が違う。このまま行くと思い描く長期投資の文化からどんどんかけ離れて普通の運用会社になりかねない。どうしたら良いのか? いま一度、会社全体を揺さぶってみよう。日常の仕事はそれなりにこなしていける体制は整ってきている。欠けているのは「さわかみ投信のありよう」をあれこれもがき苦しみながらも真正面から追求していく強いリーダーシップである。それには、個性にあふれる人間を敢えて上に抜擢することだろう。